SANKYO(三共)(6417)の配当金診断。利益が増えて大きく増配で高い利回り

勝手に配当金診断!

今回はパチンコメーカーのSANKYO(三共)(6417)の配当金の推移と今後の配当について考えてみました。

SANKYOの配当金狙い総合判定結果

配当狙いとしてのSANKYO株:★★★☆☆

年間配当利回りは高いです。利益が大きく増えたことで配当も大きく増えていますが、株価は過去と比較すると高い位置なので慎重に判断したいです。

では詳しく見ていきましょう!

SANKYOの株価と財務の情報を確認

まずはSANKYOの株価指標と財務状況を確認していきます。

SANKYOの株価指標の確認

株価:1,737円

PER:9.1倍

PBR:1.52倍

時価総額:4,516億円

注:2024年8月9日のデータ

SANKYOの配当利回りと配当性向を確認

SANKYOの年間配当金は80円予定、株価は1,737円なので予想年間配当利回りは約4.6%です。

予想配当性向は約42%です。配当利回りは高く、予想配当性向はやや高めですね。

SANKYOの財務状況の確認

自己資本比率:86.2%

ROE:21.4%

ROA:18.4%

自己資本比率は高いですね。

SANKYO(6417)とは

SANKYOはパチンコメーカーです。パチンコ機業界では最大手の規模です。

参照:三共|Wikipedia

SANKYOの配当金について確認

SANKYOの過去10年間の配当金推移を確認

SANKYOの配当金がどのように推移しているのか10年分をグラフにして見ました。

かなり長い期間据え置きでしたが、2022年3月期は減配。しかし、2023年3月期に回復して2024年3月期は大きく増配していますね。

SANKYOの配当方針について

SANKYOの配当方針は「連結配当性向40%を目安とした業績連動型配当を行うことを基本方針。ただし、1株当たりの年間配当金については下限を20円設定」としています。

配当性向が高い期間が続いたことで、2022年3月期に初めての減配をしていますね。

参照:株主還元・配当について|SANKYO

SANKYOの配当権利日と支払い時期はいつ?

SANKYOは年2回 (中間・期末) の配当を実施してます。3月末が決算です。

中間配当の権利日:9月末
中間配当の支払日:12月頃

期末配当の権利日:3月末
期末配当の支払日:6月頃

SANKYOの利益と株価チャートの動きを確認

営業利益と当期純利益の推移

過去10年分のSANKYOの営業利益と純利益のグラフを確認していきます。

利益はばらつきがありますね。苦戦している印象を受けましたが、2023年3月期はかなり良くなり、2024年3月期も良いですね。この利益が続けば高配当も続きそうですね。

株価チャートの動きを確認

SANKYOの10年間の株価チャートの動きです。

株価1,700円あたりは過去と比較するとかなり高い位置ですね。配当利回りは良いですが、今後どうなるかを考えると慎重に判断したいですね。

注:長期保有の配当金狙い投資としてのあくまでも個人的な感想です。投資の判断はくれぐれも個人の判断でお願いします