日立建機(6305)の配当金診断。大幅減配で利回り低下、配当狙いでは厳しいかな。

勝手に配当金診断!

今回は油圧シャベルで高いシェアのある総合建機大手の日立建機(6305)の配当金の推移と今後の配当について考えてみました。

日立建機の配当金狙い総合判定結果

配当狙いとしての日立建機株:★☆☆☆☆

年間配当利回りは低い可能性が高いです。利益に応じた配当と言う印象が強く、長期の安定配当狙いとして考えると現状では厳しい感じです。あくまでも、配当狙いとして考えた場合です。

では詳しく見ていきましょう!

日立建機(6305)とは

日立建機株式会社は日本の建設機械メーカーで日立グループに属しています。建設機械業界では世界3位の規模です。

参照:日立建機|Wikipedia

日立建機の株価と財務の情報を確認

まずは日立建機の株価指標と財務状況を確認していきます。

日立建機の株価指標の確認

株価:3,575円

PER:23.5倍

PBR:1.48倍

時価総額:7,690億円

注:2021年5月7日のデータ

日立建機の財務状況の確認

自己資本比率:42.1%

ROE:2.0%

ROA:0.8%

株価の指標に割安感はないですね。ROE、ROA共に低いですね。

日立建機の配当金について確認

日立建機の過去10年間の配当金推移を確認

日立建機の配当金がどのように推移しているのか10年分をグラフにして見ました。

2020年3月期、2021年3月期と連続減配ですね。ここ数年は事前に配当予想は出さず、業績に連動した配当を出すという印象ですね。長期で配当狙いと考えると保有しにくいですね。

日立建機の配当利回りと配当性向を確認

日立建機の年間配当金は20円、株価は3,575円なので年間配当利回りは約0.5%です(配当金は2021年3月期)。

2021年3月期の配当性向は約41%です。配当が大きく減った影響で利回りはかなり低いですね。

日立建機の配当方針について

日立建機の配当方針は「連結配当性向30%程度、もしくはそれ以上をめざします」としています。

2021年3月期以外の配当性向は約30%で推移しているので、利益予想から考えると2022年3月期の年間配当金は50円前後になりそうですね。それでも利回りは低いですが。

参照:配当金情報-Hitachi Construction Machinery

日立建機の配当権利日と支払い時期はいつ?

日立建機は年2回 (中間・期末) の配当を実施してます。3月末が決算です。

中間配当の権利日:9月末
中間配当の支払日:12月頃

期末配当の権利日:3月末
期末配当の支払日:6月頃

日立建機の利益と株価チャートの動きを確認

営業利益と当期純利益の推移

過去10年分の日立建機の営業利益と純利益のグラフを確認していきます。

2020年3月期、2021年3月期と業績が悪化していますね、配当も減配しています。新型コロナウイルスの影響が大きく出ている感じですね。2022年3月期はある程度復活予定なので、これから順調に復活すれば配当回復も期待できそうですね。

株価チャートの動きを確認していきます

日立建機の10年間の株価チャートの動きです。

参照:SBI証券 日立建機株価チャートより

株価は新型コロナウイルスの影響もあり下落していました。しかし、今の株価はやや上昇して過去と比較するとやや高めの位置ですね。業績は大きく悪化して配当も減っていますが、株価は悪くないですね。2,000円前後なら保有を少し考えてもいいですが、今の株価では配当狙いとしては難しいですね。

注:長期保有の配当金狙い投資としてのあくまでも個人的な感想です。投資の判断はくれぐれも個人の判断でお願いします