日立建機(6305)の配当金診断。配当は不安定で連続減配の可能性が高い。

日立建機(6305)の配当金診断。配当は不安定で連続減配の可能性が高い。

勝手に配当金診断!

今回は油圧ショベルで高いシェアのある総合建機大手の日立建機(6305)の配当金の推移と今後の配当について考えてみました。

日立建機の配当金狙い総合判定結果

配当狙いとしての日立建機株:★☆☆☆☆

年間配当利回りは低めです。利益に応じて配当を出す印象が強く、近年でも減配当している点でも長期配当狙いとしては厳しい印象です。

では詳しく見ていきましょう!

日立建機(6305)とは

日立建機株式会社は日本の建設機械メーカーで日立グループに属しています。建設機械業界では世界3位の規模です。

参照:日立建機|Wikipedia

日立建機の株価と財務の情報を確認していきます

現在の日立建機の株価指標と財務状況を確認していきます。

日立建機の株価指標の確認、割安感はなし

株価:3,730円

PER:39.7倍

PBR:1.67倍

時価総額:8,024億円

注:2020年10月2日のデータ

日立建機の財務状況の確認

自己資本比率:41.2%

ROE:8.6%

ROA:3.6%

株価の指標に割安感がないですね。ROE、ROA共に高いですね。

日立建機の配当金について確認

日立建機の過去10年間の配当金推移を確認

日立建機の配当金がどのように推移しているのか10年分をグラフにして見ました。

2016年3月期、2017年3月期と連続減配。2020年3月期も減配ですね。ここ数年は事前に配当予想を出さず、業績に連動した配当を出すという印象です。

日立建機の配当利回りと配当性向を確認してみた

日立建機の年間配当金は60円、株価は3,730円なので予想年間配当利回りは約1.6%です(配当金は2020年3月期)

2020年3月期の配当性向は約31%です。2021年3月期はさらに減配する可能性が高く見えます。

日立建機の配当方針について

日立建機の配当方針は「連結配当性向30%程度、もしくはそれ以上をめざします」としています。

これまでの配当性向を見ても約30%で推移しているので利益予想を見ると2021年3月期の年間配当金は30円前後になりそうですね。

参照:配当金情報-Hitachi Construction Machinery

日立建機の配当権利日と支払い時期

日立建機は年2回 (中間・期末) の配当を実施してます。3月末が決算です。

中間配当の権利日:9月末
中間配当の支払日:12月頃

期末配当の権利日:3月末
期末配当の支払日:6月頃

日立建機の利益と株価チャートの動きを確認していきます

営業利益と当期純利益の推移

過去10年分の日立建機の営業利益と純利益のグラフを確認していきます。

2016年3月期、2017年3月期は業績が悪化していますね、その時は配当も減配しています。その後大きく業績が上昇しましたが、2020年3月期は減益になって減配していますね。2021年3月期は新型コロナウイルスの影響もあり更に業績が悪化する可能性が高い予想なので、さらに配当が減りそうですね・・・。

株価チャートの動きを確認していきます

日立建機の10年間の株価チャートの動きです。

参照:SBI証券 日立建機株価チャートより

株価は新型コロナウイルスの影響もあり下落していました。しかし、今の株価は上昇していて、過去と比較するとやや高め。業績は大きく悪化して配当も減っていますが、株価は強いですね。2,000円以下なら保有を少し考えてもいいですが、今の株価では配当狙いとしては難しいですね・・・。

注:長期保有の配当金狙い投資としてのあくまでも個人的な判断です。投資の判断はくれぐれも個人の判断でお願いします