オークマ(6103)の配当金診断。配当は大きく増配も、慎重に判断したい

勝手に配当金診断!

今回は工作機械大手のオークマ(6103)の配当金の推移と今後の配当について考えてみました。

オークマの配当金狙い総合判定結果

安定配当狙いとしてのオークマ株:★★★☆☆

年間配当利回りは合格ラインですが、株価は高めの位置で配当はやや業績に連動する印象もあるので、今後どうなるのかを見ながら、慎重に判断していきたいです。

では詳しく見ていきましょう!

オークマの株価と財務の情報を確認

まずはオークマの株価指標と財務状況を確認していきます。

オークマの株価指標の確認

株価:6,889円

PER:10.9倍

PBR:1.01倍

時価総額:2,325億円

注:2023年9月8日のデータ

オークマの配当利回りと配当性向を確認

オークマの年間配当金は200円予定、株価は6,889円なので年間配当利回りは約2.9%です。

予想配当性向は約32%です。配当利回りは合格ライン、予想配当性向も問題ないですね。

オークマの財務状況の確認

自己資本比率:71.5%

ROE:9.1%

ROA:6.5%

自己資本比率は高くて問題ないですね。

オークマ(6103)とは

オークマとは大手工作機械メーカーです。主要株主は日本生命保険などですね。

参照:オークマ|Wikipedia

オークマの配当金について確認

オークマの過去10年間の配当金推移を確認

オークマの配当金がどのように推移しているのか10年分をグラフにして見ました。

2021年3月期の配当は大きく減配していますね。2022年3月期、2023年3月期は増配、2024年3月期は更に増配予定ですが、長期の安定配当狙いと考えると慎重に行きたいです。

オークマの配当方針について

オークマの配当方針は「安定配当を基本とし、企業体質の強化と将来の事業展開に備えるための内部留保の充実などを総合的に勘案」としています。

オークマの配当権利日と支払い時期はいつ?

オークマは年2回 (中間・期末) の配当を実施してます。3月末が決算です。

中間配当の権利日:9月末
中間配当の支払日:12月頃

期末配当の権利日:3月末
期末配当の支払日:6月頃

オークマの利益と株価チャートの動きを確認

営業利益と当期純利益の推移

オークマ過去10年分の営業利益と純利益のグラフを確認していきます。

2019年3月期は過去最高でかなり良かったですが、2020年3月期は結構落ちましたね。2021年3月期は更に大きく減益でついに減配に踏み切ったという感じですね。2022年3月期は回復、2023年3月期は更に回復していますね。

株価チャートの動きを確認

オークマの10年間の株価チャートの動きです。

参照:SBI証券 オークマ株価チャートより

株価6,900円あたりは高めの位置ですね。利回りを考えても5,000円あたりから狙いたい感じがありますね。もちろん、そこまで下落した時は、配当や利益がどうなっているのかを見ながらですね。

注:長期保有の配当金狙い投資としてのあくまでも個人的な感想です。投資の判断はくれぐれも個人の判断でお願いします