芝浦機械(6104)の配当金診断。大きく増配して高利回りに

勝手に配当金診断!

今回は総合機械メーカーの芝浦機械(6104)の配当金の推移と今後の配当について考えてみました。

芝浦機械の配当金狙い総合判定結果

配当狙いとしての芝浦機械株:★★★☆☆

年間配当利回りは高く、予想配当性向も問題ないです。配当が大きく増えているので今後の安定に期待ですが、業績連動の印象もあり安定配当としてはやや狙いにくさがあります。

では詳しく見ていきましょう!

芝浦機械の株価と財務の情報を確認

まずは芝浦機械の株価指標と財務状況を確認していきます。

芝浦機械の株価指標の確認、割高感は特になし

株価:3,510円

PER:9.1倍

PBR:0.74倍

時価総額:891億円

注:2024年8月2日のデータ

芝浦機械の配当利回りと配当性向を確認

芝浦機械の年間配当金は140円予定、株価は3,510円なので年間配当利回りは約4.0%です。

予想配当性向は約36%です。配当利回りは高く、予想配当性向は問題ないですね。

芝浦機械の財務状況の確認

自己資本比率:47%

ROE:15.9%

ROA:7.4%

割安感があり、財務状況は特に問題ないですね。

芝浦機械とは

芝浦機械株式会社は総合機械メーカーです。旧社名は東芝機械で、かつて東芝グループに属していました。

参照:芝浦機械|Wikipedia

芝浦機械の配当金について確認

芝浦機械の過去10年間の配当金推移を確認

芝浦機械の配当金がどのように推移しているのか10年分をグラフにして見ました。

2021年3月期は減配していますが、2023年3月期は増配、2024年3月期も大きく増配していますね。2025年3月期は据え置き予定ですね。

芝浦機械の配当方針について

芝浦機械の配当方針は「安定配当を維持し、業績に応じた利益配分をしていくことを基本方針」としています。

方針を見ると、ある程度業績に連動する印象も受けますね。

参照:配当について|芝浦機械

芝浦機械の配当権利日と支払い時期はいつ?

芝浦機械は年2回 (中間・期末) の配当を実施してます。3月末が決算です。

中間配当の権利日:9月末
中間配当の支払日:12月頃

期末配当の権利日:3月末
期末配当の支払日:6月頃

芝浦機械の利益と株価チャートの動きを確認

営業利益と当期純利益の推移

過去10年分の芝浦機械の営業利益と純利益のグラフを確認していきます。

2021年3月期は赤字で厳しくなりましたが、2024年3月期は大きく増益ですね。その影響もあり大きく増配していますね。今後の利益がどうなるか、しっかり見ていきたいですね。

株価チャートの動きを確認

芝浦機械の10年間の株価チャートの動きです。

株価3,500円あたりは安くもなく高くもない位置ですね。利回りが高く、利益が大きく増えて、配当も大きく増配しているので今後どうなるかを見ながら狙いたいですね。

注:長期保有の配当金狙い投資としてのあくまでも個人的な感想です。投資の判断はくれぐれも個人の判断でお願いします