住友重機械工業(6302)の配当金診断。ある程度の安定配当に期待

勝手に配当金診断!

今回は住友系重工大手の住友重機械工業(6302)の配当金の推移と今後の配当について考えてみました。

住友重機械工業の配当金狙い総合判定結果

配当狙いとしての住友重機械工業株:★★★☆☆

年間配当利回りはやや物足りなさがありますね、ある程度安定する期待がありますが、株価が高めの位置なので、下落したときに慎重に狙っていきたいです。

では詳しく見ていきましょう!

住友重機械工業の株価と財務の情報を確認

まずは住友重機械工業の株価指標と財務状況を確認していきます。

住友重機械工業の株価指標の確認

株価:4,583円

PER:13.7倍

PBR:0.91倍

時価総額:5,633億円

注:2024年3月11日のデータ

住友重機械工業の配当利回りと配当性向を確認

住友重機械工業の年間配当金は125円予定、株価は4,583円なので年間配当利回りは約2.7%です。

予想配当性向は約37%です。配当利回りは物足りなさがありますね、予想配当性向は問題なさそうです。

住友重機械工業の財務状況の確認

自己資本比率:51.6%

ROE:5.3%

ROA:2.7%

指標・財務状況は特に問題無いですね。

住友重機械工業(6302)とは

住友重機械工業は住友グループの機械メーカーで造船・各種製造装置や精密機械など最先端のメカトロニクス分野でグローバルな展開をしています。

参照:住友重機械工業|Wikipedia

住友重機械工業の配当金について確認

住友重機械工業の過去10年間の配当金推移を確認

住友重機械工業の配当金がどのように推移しているのか10年分をグラフにして見ました。

配当金の推移は不安定ですね。業績に連動して配当を出していたという感じがします。2022年12月期は決算期の変更で9カ月決算ですね、そこを考慮すると2022年12月期は減配という感じでは無さそうです。

住友重機械工業の配当方針について

住友重機械工業の配当方針は「DOE3.5%以上」、「最低配当125円かつ総還元性向40%以上」としています。

DOE目安や最低配当が決められているのはある程度の安定配当に期待が持てそうですね。

参照:配当金|住友重機械工業

住友重機械工業の配当権利日と支払い時期はいつ?

住友重機械工業は年2回 (中間・期末) の配当を実施してます。12月末決算に変更予定です。

中間配当の権利日:9月末
中間配当の支払日:12月頃

期末配当の権利日:12月末
期末配当の支払日:3月頃

住友重機械工業の利益と株価チャートの動きを確認

営業利益と当期純利益の推移

住友重機械工業の過去10年分の営業利益と純利益のグラフを確認していきます。

2020年3月期、2021年3月期は減益ですね。利益が減った時に減配しており、利益が増えれば配当も増えそうですね。方針を考えると、ある程度の安定配当にも期待が持てそうですね。

株価チャートの動きを確認

住友重機械工業の10年間の株価チャートの動きです。

株価4,600円あたりは高めの位置ですね。利回りてきにもやや狙いにくいですね。3,000円以下まで下落すればお得な感じがありそうですね。

注:長期保有の配当金狙い投資としてのあくまでも個人的な感想です。投資の判断はくれぐれも個人の判断でお願いします