住友ゴム工業(5110)の配当金診断。不安定な利益と配当推移

勝手に配当金診断!

今回はタイヤ大手ダンロップを展開する住友ゴム工業(5110)の配当金の推移と今後の配当について考えてみました。

住友ゴム工業の配当金狙い総合判定結果

配当狙いとしての住友ゴム工業株:★★☆☆☆

年間配当利回りは物足りず減配しており厳しめです。近年の配当推移・利益推移が不安定で気になる感じです。安定配当狙いとしては慎重にいきたいです。

では詳しく見ていきます!

住友ゴム工業の株価と財務の情報を確認

まずは住友ゴム工業の株価指標と財務状況を確認していきます。

住友ゴム工業の株価指標を確認

株価:1,595.5円

PER:18.2倍

PBR:0.71倍

時価総額:4,197億円

注:2023年10月6日のデータ

住友ゴム工業の配当利回りと配当性向を確認

住友ゴム工業の年間配当金は40円予定、株価は1,595.5円なので年間配当利回りは約2.5%ですね。

予想配当性向は約46%です。配当利回りは物足りず、予想配当性向はやや高めですね

住友ゴム工業の財務データ

自己資本比率:47.2%

ROE:1.6%

ROA:0.8%

PBRは割安感がありますね。

住友ゴム工業(5110)とは

住友ゴム工業は住友グループの企業です。DUNLOP(ダンロップ)という商標は有名ですね。タイヤだけではなくゴルフ・テニスのスポーツ用品も有名ですね。

参照:住友ゴム工業|Wikipedia

住友ゴム工業の配当金について確認

住友ゴム工業の過去10年分の配当金推移を確認していきます

住友ゴム工業の配当金がどのように推移しているのか10年分をグラフにして見ました。

2020年12月期は大きく減配しましたが、2021年12月期に戻っていますね。しかし、2022年12月期も再び減配しており、長期の安定配当狙いとしては慎重に判断したい感じですね。

住友ゴム工業の配当方針について

住友ゴム工業の配当方針は「連結ベースでの配当性向、業績の見通し、内部留保の水準等を総合的に判断しながら、長期にわたり安定して株主に報いること」としています。

ここ何年かはやや不安定な感じになっていますね。

住友ゴム工業の配当権利日と支払い時期はいつ?

住友ゴム工業は年2回 (中間・期末) の配当を実施してます。12月末が決算です。

中間配当の権利日:6月末
中間配当の支払日:9月頃

期末配当の権利日:12月末
期末配当の支払日:3月頃

住友ゴム工業の利益推移と株価チャートの動きを確認

営業利益と当期純利益の推移グラフ

過去10年分の営業利益と純利益の推移をグラフにしてみました。

利益は2015年12月期をピークに減少していますね。苦しい推移でしたが、2020年12月期、2021年12月期はやや回復。しかし、2022年12月期は厳しくなっているので今後の巻き返しに期待ですね。

住友ゴム工業の株価チャートの動きを確認

住友ゴム工業10年間の株価の動きです。

参照:SBI証券 住友ゴム工業株価チャートより

株価1,600円あたりはここ数年で見ると安くはない位置ですね。利回り的にも狙いにくく、長期保有としてはしっかり見極めたいですね。

注:長期保有の配当金狙い投資としてのあくまでも個人的な感想です。投資の判断はくれぐれも個人の判断でお願いします