クラレ(3405)の配当金診断。業績悪化も減配は微減でとどめる。

クラレ(3405)の配当金診断。業績悪化も減配は微減でとどめる。

勝手に配当金診断!

今回は化学品大手のクラレ(3405)の配当金の推移と今後の配当について考えてみました。

クラレの配当金狙い総合判定結果

配当狙いとしてのクラレ株:★★☆☆☆

年間配当利回りはやや高めですが、2019年12月期は特別損失で赤字、2020年12月期も厳しいです。不測の事態が続いていますが減配は少しで堪えています。

では、詳しく見ていきましょう!

クラレとは

クラレは高機能樹脂や繊維製品などを製造販売する日本の大手化学メーカーで、日経平均株価にも採用されていますね。

参照:クラレ|Wikipedia

クラレの株価と財務の情報を確認していきます

まずはクラレの現在の株価・財務の状況の確認ですね

クラレの株価指標は割安だが、化学銘柄としては割と平均的

株価:1,110円

PER:29.4倍

PBR:0.74倍

時価総額:3,939億円

注:2020年9月17日のデータ

クラレの財務状況を見てみる

自己資本比率:47.7%

ROE:2.6%

ROA:3.0%

株価には割安感がありますが、化学銘柄なのでまあ平均的って感じですね。財務状況はあまり良くないですね。

クラレの配当金について確認

クラレ過去10年間の配当金推移を確認

クラレ過去10年分の配当金の推移をグラフで確認していきます。

2014年12月期は9カ月決算なので、ここでは実質配当は減っていないですね。しばらく据え置きを維持していた配当ですが、2020年12月期は少額の減配予定です。

クラレの配当利回りと配当性向を確認してみた

クラレの年間配当金は40円、株価は1,110円なので、予想年間配当利回りは約3.6%です。

予想配当性向は約105%とかなり高いです。前期も赤字の中で配当を出しており、中々厳しいですね。

クラレの配当方針について

クラレの配当方針は「親会社株主に帰属する当期純利益に対する総還元性向を35%以上、一株当たり配当金40円以上を目標」としています。

2019年12月期は赤字の中で配当を出し、2020年12月期は減配予定ですが、配当方針に打ち出している40円は守るようです。このような不測の事態が起きても配当方針を守れるのは強いですね。

参照:株主還元|kuraray

クラレの配当権利日と支払い時期

クラレは年2回 (中間・期末) の配当を実施してます。12月末が決算ですね

中間配当の権利日:6月末
中間配当の支払日:9月頃

期末配当の権利日:12月末
期末配当の支払日:3月頃

クラレの利益と株価チャートの動きを確認していきます

営業利益と当期純利益の推移

クラレ過去10年分の営業利益と当期純利益をグラフにしてみました。

2019年12月期はアメリカの火災事故に関わる特別損失で純利益が赤字となりました。2020年12月期は復活予定でしたが新型コロナウイルスの影響で結構減少する予想です。

クラレの株価チャートの動きを確認していきます

クラレ10年間の株価チャートの動きです。

参照:SBI証券 クラレ株価チャートより

株価は利益減少・事故の影響に加えて新型コロナウイルスの影響で下落してますね。1,000円前後は結構安いですが、難しいポイントですね。2021年12月期の利益も結構厳しくて配当を減らしているのは心配な点ですが、狙えなくはなさそうな感じですね!

クラレの株主優待制度を確認

おまけで株主優待の内容を確認していきます。

クラレの株主優待はカタログギフトですね。カタログギフトは人気の株主優待ですが1,000株以上保有で対象なので若干ハードルが高い気もしますね。

注:長期保有の配当金狙い投資としてのあくまでも個人的な判断です。投資の判断はくれぐれも個人の判断でお願いします