クラレ(3405)の配当金診断。業績回復予想・配当維持で高めの利回り。

勝手に配当金診断!

今回は化学品大手のクラレ(3405)の配当金の推移と今後の配当について考えてみました。

クラレの配当金狙い総合判定結果

配当狙いとしてのクラレ株:★★★☆☆

配当利回りは高めで、これまでの配当推移も大きく減ることなく、比較的安定しています。利益は大きく回復予想なので、想定通り回復すれば株価も安めなので狙い目となりそうです。

では、詳しく見ていきましょう!

クラレ(3405)とは

クラレは高機能樹脂や繊維製品などを製造販売する日本の大手化学メーカーで、日経平均株価にも採用されていますね。

参照:クラレ|Wikipedia

クラレの株価と財務の情報を確認

まずはクラレの株価・財務の状況の確認ですね

クラレの株価指標は割安だが、化学銘柄としては割と平均的

株価:1,044円

PER:10.9倍

PBR:0.68倍

時価総額:3,705億円

注:2021年10月8日のデータ

クラレの財務状況を見てみる

自己資本比率:50.5%

ROE:0.5%

ROA:0.2%

割安感がありますが、化学銘柄なのでよくある感じですね。自己資本比率は問題なさそうです。

クラレの配当金について確認

クラレ過去10年間の配当金推移を確認

クラレ過去10年分の配当金の推移をグラフで確認していきます。

2014年12月期は9カ月決算なので、実質配当は減っていないですね。しばらく据え置き維持していた配当ですが、2020年12月期は少額の減配ですね。苦しくても大きく減配しないというのは安定配当と言えそうですが、判断は分れそうですね。

クラレの配当利回りと配当性向を確認

クラレの年間配当金は40円予定、株価は1,044円なので年間配当利回りは約3.8%です。

予想配当性向は約42%です。利回りは高めで良いですね、配当性向はこれまでよりはだいぶ低くなる予想ですが、まだ少し高めですね。

クラレの配当方針について

クラレの配当方針は「親会社株主に帰属する当期純利益に対する総還元性向を35%以上、一株当たり配当金40円以上を目標」としています。

2019年12月期は赤字の中で配当を出し、2020年12月期は減配しましたが、配当方針に打ち出している40円は守りましたね。不測の事態が起きても配当方針を守れるのは強いですね。

参照:株主還元|kuraray

クラレの配当権利日と支払い時期はいつ?

クラレは年2回 (中間・期末) の配当を実施してます。12月末が決算ですね

中間配当の権利日:6月末
中間配当の支払日:9月頃

期末配当の権利日:12月末
期末配当の支払日:3月頃

クラレの利益と株価チャートの動きを確認

営業利益と当期純利益の推移

クラレ過去10年分の営業利益と当期純利益をグラフにしてみました。

2019年12月期はアメリカの火災事故に関わる特別損失で純利益が赤字となりました。2020年12月期は新型コロナウイルスの影響・火災事故の和解交渉があり厳しかったですが、何とか最終黒字ですね。2021年12月期は大きく回復予想です。

クラレの株価チャートの動きを確認

クラレ10年間の株価チャートの動きです。

参照:SBI証券 クラレ株価チャートより

株価は利益減少・事故の影響に加えて新型コロナウイルスの影響で下落していますね。利益が想定通りに確保できて今後の配当も安心できそうなら、株価1,000円辺りは結構お買い得な感じですね。

とはいえ、2019年12月期、2020年12月期が厳しかったので「2021年12月期の利益が想定通りで配当が減らなければ」ですが・・・

クラレの株主優待制度を確認

おまけで株主優待の内容を確認していきます。

クラレの株主優待はカタログギフトですね。カタログギフトは人気の株主優待ですが1,000株以上保有で対象なので若干ハードルが高い気もしますね。

注:長期保有の配当金狙い投資としてのあくまでも個人的な感想です。投資の判断はくれぐれも個人の判断でお願いします