テレビ朝日ホールディングス(9409)の配当金診断。高めの利回りで安めの株価
勝手に配当金診断!
今回は朝日新聞系民放のテレビ朝日ホールディングス(9409)の配当金の推移と今後の配当について考えてみました。
テレビ朝日ホールディングスの配当金狙い総合判定結果
配当狙いとしてのテレビ朝日ホールディングス株:★★★☆☆
年間配当利回りは高めで、配当性向も問題ないです。配当はある程度安定して推移していますが、業績や節目に記念配当で多少調整が入る印象です。
では詳しく見ていきましょう!
テレビ朝日ホールディングス(9409)とは
テレビ朝日ホールディングスは朝日新聞社系の放送局です。ネット放送局のアベマTVも展開しています。
テレビ朝日ホールディングスの株価と財務の情報を確認
まずはテレビ朝日ホールディングスの株価指標と財務状況を確認していきます。
テレビ朝日ホールディングスの株価指標の確認
株価:1,630円
PBR:8.7倍
PBR:0.42倍
時価総額:1,769億円
注:2022年2月18日のデータ
テレビ朝日ホールディングスの財務状況の確認
自己資本比率:79.2%
ROE:3.2%
ROA:2.5%
指標は割安ですね。自己資本比率は高く問題ないですね。
テレビ朝日ホールディングスの配当金について確認
テレビ朝日ホールディングスの過去10年間の配当金推移を確認
テレビ朝日ホールディングスの配当金がどのように推移しているのか10年分をグラフにして見ました。

配当金はある程度は維持していますが、多少動きますね。業績にやや連動しているという感じですね。ある程度、利益に連動した配当というのは自然といえば自然かもしれないですね。大きくは減っていないですね。
テレビ朝日ホールディングスの配当利回りと配当性向を確認
テレビ朝日ホールディングスの年間配当金は50円予定、株価は1,630円なので年間配当利回りは約3.1%です。
予想配当性向は約27%です。配当利回りは高めで、予想配当性向も問題ないですね。
テレビ朝日ホールディングスの配当方針について
テレビ朝日ホールディングスの配当方針は「継続的な成長を主眼においた安定的な普通配当に努めるとともに、記念すべき節目における記念配当や、各期の業績変動等を勘案した特別配当などにより、株主のみなさまへの還元に努めることを基本方針」としています。
配当方針にあるように2018年3月期、2019年3月期は特別配当、記念配当を10円実施していますね。2022年3月期も特別配当10円実施予定ですね。どこを基準に安定と見るかですが、総合的な配当は動くという見方も出来そうです。
テレビ朝日ホールディングスの配当権利日と支払い時期はいつ?
テレビ朝日ホールディングスは年2回 (中間・期末) の配当を実施してます。3月末が決算です。
中間配当の権利日:9月末
中間配当の支払日:12月頃
期末配当の権利日:3月末
期末配当の支払日:6月頃
テレビ朝日ホールディングスの利益と株価チャートの動きを確認
営業利益と当期純利益の推移
過去10年分のテレビ朝日ホールディングスの営業利益と純利益のグラフを確認していきます。

2020年3月期は東映を持分法適用関連会社化したことで純利益は大きくふえていますが、営業利益は減っていますね。流れとしては営業利益はやや減っていて、純利益は横ばいと言う感じですね。2022年3月期は良さそうな感じですね。
株価チャートの動きを確認
テレビ朝日ホールディングスの10年間の株価チャートの動きです。

参照:SBI証券 テレビ朝日ホールディングス株価チャートより
株価1,600円あたりはやや安めの位置ですね。配当利回りや過去の株価を考えると狙えそうな感じもありますね。1,400円が最安辺りですが、それ以上下落しない保証もないので、慎重に行きたいですね。
注:長期保有の配当金狙い投資としてのあくまでも個人的な感想です。投資の判断はくれぐれも個人の判断でお願いします