テレビ朝日ホールディングス(9409)の配当金診断。比較的安定な配当推移
勝手に配当金診断!
今回は朝日新聞系民放のテレビ朝日ホールディングス(9409)の配当金の推移と今後の配当について考えてみました。
テレビ朝日ホールディングスの配当金狙い総合判定結果
配当狙いとしてのテレビ朝日ホールディングス株:★★★☆☆
年間配当利回りは合格ラインです。配当はある程度安定して推移していますが、業績や節目に記念配当で多少調整が入る印象です。
では詳しく見ていきましょう!
テレビ朝日ホールディングスの株価と財務の情報を確認
まずはテレビ朝日ホールディングスの株価指標と財務状況を確認していきます。
テレビ朝日ホールディングスの株価指標の確認
株価:2,047円
PBR:13.9倍
PBR:0.51倍
時価総額:2,222億円
注:2024年3月19日のデータ
テレビ朝日ホールディングスの配当利回りと配当性向を確認
テレビ朝日ホールディングスの年間配当金は60円予定、株価は2,047円なので年間配当利回りは約2.9%です。
予想配当性向は約41%です。配当利回りは合格ライン、予想配当性向は少し気になる感じですね。
テレビ朝日ホールディングスの財務状況の確認
自己資本比率:80.4%
ROE:4.1%
ROA:3.3%
PBRは割安ですね。自己資本比率は高く問題ないですね。
テレビ朝日ホールディングス(9409)とは
テレビ朝日ホールディングスは朝日新聞社系の放送局です。ネット放送局のアベマTVも展開しています。
テレビ朝日ホールディングスの配当金について確認
テレビ朝日ホールディングスの過去10年間の配当金推移を確認
テレビ朝日ホールディングスの配当金がどのように推移しているのか10年分をグラフにして見ました。
配当金はある程度は安定していますが、多少動きますね。業績にやや連動しているという感じですね。ある程度、利益に連動した配当というのは自然といえば自然かもしれないですが減るのは気になりますね。
テレビ朝日ホールディングスの配当方針について
テレビ朝日ホールディングスの配当方針は「継続的な成長を主眼においた安定的な普通配当に努めるとともに、記念すべき節目における記念配当や、各期の業績変動等を勘案した特別配当などにより、株主のみなさまへの還元に努めることを基本方針」としています。
配当方針にあるように2018年3月期、2019年3月期、2022年3月期、2023年3月期は特別配当、記念配当を10円実施していますね。2024年3月期も特別配当10円実施予定ですね。どこを基準に見るかですが、やや動くという見方も出来そうです。
テレビ朝日ホールディングスの配当権利日と支払い時期はいつ?
テレビ朝日ホールディングスは年2回 (中間・期末) の配当を実施してます。3月末が決算です。
中間配当の権利日:9月末
中間配当の支払日:12月頃
期末配当の権利日:3月末
期末配当の支払日:6月頃
テレビ朝日ホールディングスの利益と株価チャートの動きを確認
営業利益と当期純利益の推移
過去10年分のテレビ朝日ホールディングスの営業利益と純利益のグラフを確認していきます。
2020年3月期は東映を持分法適用関連会社化したことで純利益は大きくふえていますが、営業利益は減っていますね。2022年3月期は良いですが、ちょっと気にしたい感じの動きですね。
株価チャートの動きを確認
テレビ朝日ホールディングスの10年間の株価チャートの動きです。
株価2,000円あたりは安くはない位置ですね。利回り的にももう少し下落した位置で狙いたい感じもありますね。
注:長期保有の配当金狙い投資としてのあくまでも個人的な感想です。投資の判断はくれぐれも個人の判断でお願いします