勝手に配当金診断!
今回はぜんそく薬が主力のキョーリン製薬ホールディングス(4569)の配当金の推移と今後の配当について考えてみました。
キョーリン製薬ホールディングスの配当金狙い総合判定結果
配当狙いとしてのキョーリン製薬ホールディングス株:★★★☆☆
年間配当利回りは高めですが、配当性向もやや高めで推移しているのはやや心配点ですが、DOEを配当目安としているので安定配当に期待できます。
では詳しく見ていきましょう!
キョーリン製薬ホールディングスとは
キョーリン製薬ホールディングスは中堅の医薬品メーカーです。主力製品はぜんそく薬です。
キョーリン製薬ホールディングスの株価と財務の情報を確認していきます
現在のキョーリン製薬ホールディングスの株価指標と財務状況を確認していきます。
キョーリン製薬ホールディングスの株価指標の確認、やや割安ですかね
株価:2,061円
PER:15.5倍
PBR:0.96倍
時価総額:1,332億円
注:2020年9月7日のデータ
キョーリン製薬ホールディングスの財務状況の確認
自己資本比率:73.0%
ROE:5.0%
ROA:3.6%
指標にやや割安感がありますね。自己資本比率も問題ないですね。
キョーリン製薬ホールディングスの配当金について確認
キョーリン製薬ホールディングスの過去10年間の配当金推移を確認
キョーリン製薬ホールディングスの配当金がどのように推移しているのか10年分をグラフにして見ました。

安定配当ですね。しばらく配当は据え置いてから増配、据え置いて増配みたいな感じですかね。
キョーリン製薬ホールディングスの配当利回りと配当性向を確認してみた
キョーリン製薬ホールディングスの年間配当金は75円、株価は2,061円なので予想年間配当利回りは約3.6%です。
予想配当性向は約57%です。配当利回りはやや高めですが配当性向も結構高いですね。
キョーリン製薬ホールディングスの配当方針について
キョーリン製薬ホールディングスの配当方針は「DOE(株主資本配当率)を勘案して、安定した配当を継続」としています。
DOEを勘案しているのもあり、ここ数年の配当性向はやや高めですが配当金は維持して安定していますね。
キョーリン製薬ホールディングスの配当権利日と支払い時期
キョーリン製薬ホールディングスは年2回 (中間・期末) の配当を実施してます。3月末が決算です。
中間配当の権利日:9月末
中間配当の支払日:12月頃
期末配当の権利日:3月末
期末配当の支払日:6月頃
キョーリン製薬ホールディングスの利益と株価チャートの動きを確認していきます
営業利益と当期純利益の推移
過去10年分のキョーリン製薬ホールディングスの営業利益と純利益のグラフを確認していきます。

2017年3月期に利益が減ってそこから伸び悩んでいる感がありますね。2021年3月期は増益予想でココから上昇みたいな雰囲気が出ているので、期待ですね!
株価チャートの動きを確認していきます
キョーリン製薬ホールディングスの10年間の株価チャートの動きです。

参照:SBI証券 キョーリン製薬ホールディングス株価チャートより
株価の動きをみると2,000円周辺は結構買い場に見えますね。下がっても1,500円以下になる感じは今のところないのも狙いやすさがありますね。もちろん、買う時は慎重にですが^^
注:長期保有の配当金狙い投資としてのあくまでも個人的な判断です。投資の判断はくれぐれも個人の判断でお願いします