勝手に配当金診断!
今回は電気通信工事事業などを行う、日経平均銘柄としても選ばれているコムシスホールディングス(1721)の配当金の推移と今後の配当について考えてみました。
コムシスホールディングスの配当金狙い総合判定結果
配当狙いとしてのコムシスホールディングス株:★★★☆☆
年間配当利回りは少し物足りなさがあり、配当性向はやや高めです。しかし、配当は連続増配当中で利益推移も大きな問題はなさそうです。株価は過去と比較すると高めなので下落するタイミングで狙いたいですね。
では詳しく見ていきましょう!
コムシスホールディングス(1721)とは
コムシスホールディングスは日本コムシス株式会社を中心とした情報通信工事事業、電気設備工事事業及び情報処理関連事業などを行う子会社の経営管理を行う企業です。
コムシスホールディングスの株価と財務の情報を確認していきます
現在のコムシスホールディングスの株価指標と財務状況を確認していきます。
コムシスホールディングスの株価指標の確認、割安感がありますね
株価:3,115円
PER:15.4倍
PBR:1.26倍
時価総額:4,392億円
注:2020年12月18日のデータ
コムシスホールディングスの財務状況の確認
自己資本比率:72.5%
ROE:8.4%
ROA:6.1%
株価の指標は普通といった感じですね。自己資本比率、ROE、ROA共に問題ないですね。
コムシスホールディングスの配当金について確認
コムシスホールディングスの過去10年間の配当金推移を確認
コムシスホールディングスの配当金がどのように推移しているのか10年分をグラフにして見ました。

配当推移は良いですね!毎年増配しているので、今後も増配するようだと配当狙いの長期保有をしたいですね。
コムシスホールディングスの配当利回りと配当性向を確認してみた
コムシスホールディングスの年間配当金は85円、株価は3,115円なので予想年間配当利回りは約2.7%です。
予想配当性向は約42%です。配当利回りはちょっと物足りなさがありますね。配当性向もやや高めで気になりますね。
コムシスホールディングスの配当方針について
コムシスホールディングスの配当方針は「安定的・継続的な配当を中心としつつ、業績連動にも配意していくことを基本方針」としています。
これまでの配当は業績が問題ないので増えているという感じですね。利益が大きく減った時どうなるかというのがありますが、今のところ問題はなさそうですね。
コムシスホールディングスの配当権利日と支払い時期
コムシスホールディングスは年2回 (中間・期末) の配当を実施してます。3月末が決算です。
中間配当の権利日:9月末
中間配当の支払日:12月頃
期末配当の権利日:3月末
期末配当の支払日:6月頃
コムシスホールディングスの利益と株価チャートの動きを確認していきます
営業利益と当期純利益の推移
過去10年分のコムシスホールディングスの営業利益と純利益のグラフを確認していきます。

利益推移はいい感じですね。ここ数年は大きく伸びていないですが、やや上昇気味で良いですね、今後もじっくり利益が増えていけば配当も増えていきそうですね!
株価チャートの動きを確認していきます
コムシスホールディングスの10年間の株価チャートの動きです。

参照:SBI証券 コムシスホールディングス株価チャートより
株価は高めの位置ですね。配当利回りを考えてもやや買いにくいですね。2,500円くらいまで下がるとチャンスとなりそうですね!
注:長期保有の配当金狙い投資としてのあくまでも個人的な判断です。投資の判断はくれぐれも個人の判断でお願いします