東洋製罐グループホールディングス(洋缶HD)(5901)の配当金診断。高利回りだが不安定な利益
勝手に配当金診断!
今回は包装容器最大手の東洋製罐グループホールディングス(5901)の配当金の推移と今後の配当について考えてみました。
東洋製罐グループホールディングスの配当金狙い総合判定結果
配当狙いとしての東洋製罐グループホールディングス株:★★☆☆☆
高い年間配当利回りですが、配当性向も高めです。利益推移も気になる感じなので、今後の利益・配当がどうなるかをしっかり確認していきたいです。
では詳しく見ていきましょう!
東洋製罐グループホールディングスの株価と財務の情報を確認
まずは株価と財務の確認です!過去の動きと・未来を考えるのが重要ですが、現時点も要チェックですね。
東洋製罐GHDの株価指標
株価:2,209円
PER:15.3倍
PBR:0.55倍
時価総額:3,885億円
注:2024年11月12日のデータ
配当利回りと配当性向を確認
東洋製罐グループホールディングスの年間配当金は91円予定、株価は2,209円なので予想年間配当利回りは約4.1%です。
予想配当性向は約63%です。高い配当利回りですが、予想配当性向も高いですね。
東洋製罐グループホールディングスの財務データ
自己資本比率:56.5%
ROE:3.4%
ROA:1.9%
PBRは割安ですね。自己資本比率は問題ないですね。
東洋製罐グループホールディングス(5901)とは
東洋製罐グループホールディングス株式会社は、包装容器で首位の金属製品メーカー東洋製罐などを傘下に持つ企業です。
東洋製罐GHDの配当金について確認
過去10年分の配当金推移
過去10年分の東洋製罐GHDの配当金がどうなっているのか確認していきます。
配当金は2021年3月期、2022年3月期に大きく増えていますね。
東洋製罐GHDの配当方針について
東洋製罐グループホールディングスの配当方針は「連結配当性向50%以上を目安」、「1株当たり46円を下限とし段階的に引き上げる」としています。
高めの還元目標ですね。
東洋製罐GHDの配当権利日と支払い時期はいつ?
東洋製罐グループホールディングスは年2回(中間・期末)の配当を実施してます。3月末が決算ですね。
中間配当の権利日:9月末
中間配当の支払日:12月頃
期末配当の権利日:3月末
期末配当の支払日:6月頃
東洋製罐GHDの利益と株価チャートの動きを確認
営業利益と当期純利益の推移グラフ
東洋製罐GHD過去10年の営業利益と当期純利益をグラフにしてみました。
利益はかなり変動していますね。2022年3月期は良かったですが、2023年3月期は大きく減少していますね。利益はどうなるか注意して見ていきたいですね。
株価チャートの動きを確認
東洋製罐グループホールディングスの10年間の株価チャートの動きです。
株価2,200円あたりは高めの位置ですね。利回り的には十分ですが、利益推移が不安定な事を考えると慎重に判断したいですね。
注:長期保有の配当金狙い投資としてのあくまでも個人的な感想です。投資の判断はくれぐれも個人の判断でお願いします