ダイダン(1980)の配当金診断。株価が大きく上昇して利回り物足りない

勝手に配当金診断!

今回は総合設備老舗のダイダン(1980)の配当金の推移と今後の配当について考えてみました。

ダイダンの配当金狙い総合判定結果

配当狙いとしてのダイダン株:★★☆☆☆

年間配当利回りは平均よりは高いですが、株価が上昇した影響で物足りなさがありますね。安定した配当推移ですが、株価が過去と比較すると高い位置なので慎重に判断していきたいです。

では詳しく見ていきましょう!

ダイダンの株価と財務の情報を確認

まずはダイダンの株価指標と財務状況を確認していきます。

ダイダンの株価指標の確認

株価:7,490円

PER:15.8倍

PBR:2.78倍

時価総額:3,443億円

注:2025年12月23日のデータ

ダイダンの配当利回りと配当性向を確認

ダイダンの年間配当金は193円予定、株価は7,490円なので年間配当利回りは約2.6%です。

予想配当性向は約40%です。配当利回りは平均よりは高いですが物足りなさがありますね、予想配当性向は問題ないですね。

ダイダンの財務状況の確認

自己資本比率:58.3%

ROE:15.0%

ROA:8.8%

自己資本比率は特に問題ないですね。

ダイダン(1980)とは

ダイダンは、管工事及び電気設備工事業を行う会社です。旧社名「大阪電気暖房」の略称「大暖」が現社名「ダイダン」の出自です。

参照:ダイダン|Wikipedia

ダイダンの配当金について確認

ダイダンの過去10年間の配当金推移を確認

ダイダンの配当金がどのように推移しているのか10年分をグラフにして見ました。

2024年3月期は大きく増配、2025年3月期も大きくしていますね。過去の配当をみると安定に気を付けながら増配している印象を受けますね。2026年3月期も増配予定ですね。

ダイダンの配当方針について

ダイダンの配当方針は「配当性向40%以上」、「DOE4%を下限」としています。

利益次第ですが、ある程度は安定配当に期待が持てそうですね

参照:投資家の皆様へ|ダイダン株式会社

ダイダンの配当権利日と支払い時期はいつ?

ダイダンは年2回 (中間・期末) の配当を実施してます。3月末が決算です。

中間配当の権利日:9月末
中間配当の支払日:12月頃

期末配当の権利日:3月末
期末配当の支払日:6月頃

ダイダンの利益と株価チャートの動きを確認

営業利益と当期純利益の推移

過去10年分のダイダンの営業利益と純利益のグラフを確認していきます。

利益はやや停滞していましたが、2024年3月期に増えて、2025年3月期は大きく増えていますね。今後も利益次第で配当が変わりそうなので、しっかり見ていきたいですね。

株価チャートの動きを確認

ダイダンの10年間の株価チャートの動きです。

株価7,500円あたりは過去と比較すると、かなり高い位置ですね。利回り的にも平均よりは高いですが、狙いにくいので株価と利益を見ながら慎重に判断していきたいですね。

注:長期保有の配当金狙い投資としてのあくまでも個人的な感想です。投資の判断はくれぐれも個人の判断でお願いします