石原産業(4028)の配当金診断。安定期待で高めの利回り
勝手に配当金診断!
今回は酸化チタン最大手の石原産業(4028)の配当金の推移と今後の配当について考えてみました。
石原産業の配当金狙い総合判定結果
配当狙いとしての石原産業株:★★★☆☆
年間配当利回りは高め、予想配当性向も問題ないです。株価は高い位置なので、利益を確認しながら慎重に狙いたいです。
では、詳しく見ていきましょう!
石原産業の株価と財務の情報を確認
まずは石原産業の株価・財務の状況の確認ですね
石原産業の株価指標は業種的にも割安
株価:2,742円
PER:8.6倍
PBR:0.9倍
時価総額:1,107億円
注:2025年12月30日のデータ
石原産業の配当利回りと配当性向を確認
石原産業の年間配当金は100円予定、株価は2,742円なので予想年間配当利回りは約3.7%です。
予想配当性向は約31%です。配当利回りは高め、予想配当性向は問題ないですね。
石原産業の財務状況を見てみる
自己資本比率:49%
ROE:7.2%
ROA:3.5%
自己資本比率は問題ないですね。
石原産業(4028)とは
石原産業株式会社は、大手化学メーカーです。主力製品は二酸化チタンで、シェアは日本国内で1位です。収益の中心は農薬事業であり、自社開発した農薬を世界中で販売しています。
石原産業の配当金について確認
石原産業過去10年間の配当金推移を確認
石原産業過去10年分の配当金の推移をグラフで確認していきます。
配当は2021年3月期に減配していますが、2022年3月期以降は増えていますね。大きく増配していますが、長期の安定配当狙いとしては慎重に見ていきたい感じもありますね。
石原産業の配当方針について
石原産業の配当方針は「連結配当性向40%を目標」、「DOE(連結株主資本配当率)3%を下限」としています。
DOEを下限に設定しているのは安定に期待できますね。
石原産業の配当権利日と支払い時期はいつ?
石原産業は年2回 (中間・期末) の配当を実施してます。日本株でメジャーな3月末が決算ですね。
中間配当の権利日:9月末
中間配当の支払日:12月頃
期末配当の権利日:3月末
期末配当の支払日:6月頃
石原産業の利益と株価チャートの動きを確認
営業利益と当期純利益の推移
石原産業過去10年分の営業利益と当期純利益をグラフにしてみました。
利益は大きく上下する印象ですね。2026年3月期は大きく増える予想で、今後も増えるようだと配当も増える期待があるので、どうなるかしっかり見ていきたいですね。
石原産業の株価チャートの動きを確認
石原産業10年間の株価チャートの動きです。
株価は2,700円あたりは過去の株価と比較すると高い位置ですね。利回り的には十分狙える感じですが、利益がどうなるかしっかり確認しながら狙いたいですね。
注:長期保有の配当金狙い投資としてのあくまでも個人的な感想です。投資の判断はくれぐれも個人の判断でお願いします