兼松(8020)の配当金診断。十分な高配当だが株価は過去と比較してやや高め

勝手に配当金診断!

今回は総合商社から専門商社にシフトしている兼松(8020)の配当金の推移と今後の配当について考えてみました。

兼松の配当金狙い総合判定結果

配当狙いとしての兼松株:★★★☆☆

配当利回りは高めで配当性向も大きな問題は無いです。ここ数年の配当は据え置きでも十分な利回りがあるので株価が下落したタイミングで狙いたいですね。

では詳しく見ていきましょう!

兼松(8020)とは

兼松はIT・食品系中心の専門商社です。1990年代に入り経営不振に陥りましたが、得意分野へ経営資源を集中させ総合商社から専門商社化して復活しました。

参照:兼松|Wikipedia

兼松の株価と財務の情報を確認

まずは株価と財務状況の確認ですね。長期保有が前提とはいえ、現状をしっかり把握していきます。

兼松の株価指標は割安だが、商社と考えると割と普通

株価:1,484円

PER:8.3倍

PBR:0.86倍

時価総額:1,251億円

注:2021年6月4日のデータ

兼松の財務データ

自己資本比率:25.8%

ROE:9.3%

ROA:2.4%

株価は商社銘柄ということもあり割安ですね。自己資本比率は低めですが、ROEはいい感じですね

兼松の配当金について確認

兼松の過去10年分の配当金推移を確認

過去10年分の兼松の配当金がどうなっているのか確認していきます。

昔は長く無配当の時期もありましたが、配当が復活してからはいい感じに増えていますね。ここ最近は据え置きですが、減配はしていないですね。悪くはない感じです。

兼松の配当利回りと配当性向を確認

兼松の年間配当金は60円予定、株価は1,484円なので予想年間配当利回りは約4%です

予想配当性向は約33%となっています。年間配当利回りは高く、配当性向も大きくは問題ない水準ですね。

兼松の配当方針について

兼松の配当方針は「配当性向(総還元性向)は 25~30%とし、資本の効率性を重視した経営を推進」としています。

配当方針より今の配当性向が気持ち高いのは少し気になりますね。増配していない要因な気もします。利益が増えれば問題なさそうですが、利益が増えないと今後は多少の減配当もありえそうですね。

参照:中期ビジョン|兼松

兼松の配当権利日と支払い時期はいつ?

兼松は年2回 (中間・期末) の配当を実施してます。3月末が決算ですね

中間配当の権利日:9月末
中間配当の支払日:12月頃

期末配当の権利日:3月末
期末配当の支払日:6月頃

兼松の利益と株価チャートの動きを確認

経常利益と当期純利益の推移グラフ

兼松過去10年の経常利益と当期純利益をグラフにしてみました。

利益は比較的安定していますね。

商社銘柄というのは良くも悪くも景気動向や経済動向に左右される銘柄が多く、利益が大きく変動することが多いですが、兼松は比較的安定していますね。2022年3月期の予想も悪くはないですが、もう少し伸ばしたい感はありますね。

株価チャートの動きを確認

兼松10年間の株価チャートの動きです。

参照:SBI証券 兼松株価チャートより

株価はやや上昇していて、過去の株価と比較するとやや買いにくい感じですね。まだまだ利回りは高めなので、狙えそうですが、出来れば1,200円辺りで狙いたい感じですね。

注:長期保有の配当金狙い投資としてのあくまでも個人的な感想です。投資の判断はくれぐれも個人の判断でお願いします