九電工(1959)の配当金診断。配当と利益が安定した推移で高めの利回り

勝手に配当金診断!

今回は九州電力系の工事会社、九電工(1959)の配当金の推移と今後の配当について考えてみました。

九電工の配当金狙い総合判定結果

配当狙いとしての九電工株:★★★☆☆

年間配当利回りは高め。配当推移、利益推移が安定しており、安定配当に期待が持てそうです。株価が下落したときに警戒しながら狙いたいです。

では詳しく見ていきましょう!

九電工の株価と財務の情報を確認

まずは九電工の株価指標と財務状況を確認していきます。

九電工の株価指標の確認

株価:4,966円

PER:11倍

PBR:1.13倍

時価総額:3,519億円

注:2025年5月7日のデータ

九電工の配当利回りと配当性向を確認

九電工の年間配当金は180円予定、株価は4,966円なので予想年間配当利回りは約3.6%です。

予想配当性向は約40%です。配当利回りは高め、予想配当性向は問題なさそうですね。

九電工の財務状況の確認

自己資本比率:63.5%

ROE:9.3%

ROA:5.9%

自己資本比率は問題ないですね。

九電工(1959)とは

九電工は電気設備工事を主な事業とする会社です。電気・管工事以外にも情報分野、リース業、保険業、ホテル・ゴルフ場経営などのグループ会社を立ち上げ経営多角化にも力をいれています。

参照:九電工|Wikipedia

九電工の配当金について確認

九電工の過去10年間の配当金推移を確認

九電工の配当金がどのように推移しているのか10年分をグラフにして見ました。

配当は100円で据え置きが続いていましたが、2023年3月期以降に増配していますね。2026年3月期も増配予定で、今後も増配するようだと狙いたいですね。

九電工の配当方針について

九電工の配当方針は「連結配当性向40%を目安として、安定配当を行うことを目的に、維持または増配を行う『累進配当』を実施する」としています。

累進配当を方針としているので安定配当に期待が持てますね。

参照:株式基本情報|九電工

九電工の配当権利日と支払い時期はいつ?

九電工は年2回 (中間・期末) の配当を実施してます。3月末が決算ですね。

中間配当の権利日:9月末
中間配当の支払日:12月頃

期末配当の権利日:3月末
期末配当の支払日:6月頃

九電工の利益と株価チャートの動きを確認

営業利益と当期純利益の推移

過去10年分の九電工の営業利益と純利益のグラフを確認していきます。

利益は安定している感じですね。2026年3月期も良さそうで、今後の安定配当にも期待が持てそうですね。

株価チャートの動きを確認

九電工の10年間の株価チャートの動きです。

株価5,000円あたりは安くはない位置ですね。利回り的には十分狙えそうで、安定配当に期待が持てますが4,000円以下くらいから狙いたい感じがありますね。

注:長期保有の配当金狙い投資としてのあくまでも個人的な感想です。投資の判断はくれぐれも個人の判断でお願いします