メイテックG(9744)の配当金診断。高めの還元方針・高めの利回り

勝手に配当金診断!

今回は技術者派遣企業のメイテック(9744)の配当金の推移と今後の配当について考えてみました。

メイテックの配当金狙い総合判定結果

配当狙いとしてのメイテック株:★★★☆☆

年間配当利回りは高めです。高めの還元方針でDOEも目安にしているので、ある程度の安定配当に期待が持てそうです。株価が下落した時に利益の状況を見ながら狙いたいですね。

では詳しく見ていきましょう!

メイテックの株価と財務の情報を確認

まずはメイテックの株価指標と財務状況を確認していきます。

メイテックの株価指標確認

株価:2,882円

PER:19倍

PBR:4.75倍

時価総額:2,378億円

注:2023年11月24日のデータ

メイテックの配当利回りと配当性向を確認

メイテックの年間配当金は107円予定、株価は2,882円なので予想年間配当利回りは約3.7%です。

予想配当性向は約71%です。配当利回りは高めですが、予想配当性向も高いですね。

メイテックの財務状況の確認

自己資本比率:55.6%

ROE:25.7%

ROA:14.3%

PBRは割高ですね、自己資本比率は問題なさそうです。

メイテック(9744)とは

メイテックは技術者を派遣する企業です。2021年3月期の売上げは966億円で、そのほとんどが派遣事業を含むエンジニアリングソリューション事業ですね。

参照:メイテック|Wikipedia

メイテックの配当金について確認

メイテックの過去10年間の配当金推移を確認

メイテックの配当金がどのように推移しているのか10年分をグラフにして見ました。

2021年3月期に少し減配、2024年3月期は増配予定としていますね。やや業績に連動する印象も受けますね。

メイテックの配当方針について

メイテックの配当方針は「配当性向50%以上を原則、配当の最低水準は連結株主資本配当率(DOE)5%とする」としています。

DOEも目安に入れ、高めの配当性向を基準としていますね。

参照:還元方針|メイテック

メイテックの配当権利日と支払い時期はいつ?

メイテックは年2回 (中間・期末) の配当を実施してます。3月末が決算です。

中間配当の権利日:9月末
中間配当の支払日:12月頃

期末配当の権利日:3月末
期末配当の支払日:6月頃

メイテックの利益と株価チャートの動きを確認

営業利益と当期純利益の推移

過去10年分のメイテックの営業利益と純利益のグラフを確認していきます。

利益の推移は2021年3月期を除くと良さそうな感じですね。2023年3月期は大きく増益でしたが、2024年3月期の純利益は若干落ち着く予定なので、今後の利益がどうなるか確認したいですね。

株価チャートの動きを確認

メイテックの10年間の株価チャートの動きです。

参照:SBI証券 メイテック株価チャートより

株価2,900円あたりはかなり高い位置ですね。利回り的には狙えそうですが、少し買いにくい感じもあります。長期的には株価が上昇しているので、どこか下落した時に狙いたい感じもありますね。

注:長期保有の配当金狙い投資としてのあくまでも個人的な感想です。投資の判断はくれぐれも個人の判断でお願いします