三井化学(4183)の配当金診断。高配当利回りだが配当性向が上昇

勝手に配当金診断!

今回は三井グループの総合化学メーカー三井化学(4183)の配当金の推移と今後の配当について考えてみました。

三井化学の配当金狙い総合判定結果

配当狙いとしての三井化学株:★★★☆☆

年間配当利回りは合格ラインですが配当性向が上昇しています。配当性向の推移や配当方針を考えると利益が復活しないと減配する可能性もありそうですね。もちろん、利益が復活すれば問題ないですが。

では、詳しく見ていきましょう!

三井化学(4183)とは

三井化学株式会社は三井グループの総合化学メーカーで、ペットボトルの原料であるPETペレットやポリエチレン、ポリプロピレンの触媒など日常品の様々な原材料を供給しています。

参照:三井化学|Wikipedia

三井化学の株価と財務の情報を確認していきます

まずは三井化学の現在の株価・財務状況の確認をしていきます!

三井化学の株価指標を確認。割高ではない

株価:3,090円

PER:18.3倍

PBR:1.1倍

時価総額:6,322億円

注:2021年1月13日のデータ

三井化学の財務状況を見てみる

自己資本比率:36.3%

ROE:6.9%

ROA:2.5%

指標に割高感はないですね、財務状況はやや自己資本比率が低いのが気になる点ですね。

三井化学の配当金について確認

三井化学過去10年間の配当金推移を確認

三井化学過去10年分の配当金の推移をグラフで確認していきます。

2014年3月期は業績悪化で減配していますね。その後は特に問題なく増配、2020年3月期、2021年3月期とやや利益が苦しいですが、配当は維持していますね。

三井化学の配当利回りと配当性向を確認してみた

三井化学の年間配当金は100円、株価は3,090円なので予想年間配当利回りは約3.2%です。

予想配当性向は約59%です。配当利回りは合格ラインですが配当性向が結構上昇していますね。

三井化学の配当方針について

三井化学の配当方針は「株主還元につきましては、自己株式取得を含めた親会社株主に帰属する当期純利益に対する総還元性向30%以上を目指す」としています。

配当方針と配当性向を考えると今後の配当はやや心配ですね。直ぐに大きく減る可能性は低そうですが、利益が戻らないと減配する可能性もありそうですね。

参照:配当情報|投資家情報|三井化学株式会社

三井化学の配当権利日と支払い時期

三井化学は年2回 (中間・期末) の配当を実施してます。日本株でメジャーな3月末が決算ですね

中間配当の権利日:9月末
中間配当の支払日:12月頃

期末配当の権利日:3月末
期末配当の支払日:6月頃

三井化学の利益と株価チャートの動きを確認していきます

営業利益と当期純利益の推移

三井化学過去10年分の営業利益と当期純利益をグラフにしてみました。

2012年3月期から2014年3月期は赤字で苦しく減配もしました。その後は大きく業績が伸びていますが、2020年3月期は減益、2021年3月期も減益予想で厳しそうですね・・・。新型コロナの影響がもちろんあるので、今後どれだけ戻せるかですね。

三井化学の株価チャートの動きを確認していきます

三井化学10年間の株価チャートの動きです。

参照:SBI証券 三井化学株価チャートより

2018年、2019年の株価は下落していますが、ここ最近は上昇していますね。今の利益予想を考えると調子の良い株価なので、今後は業績が復活すると見られていると感じますね。配当にしっかり還元していますが、以前の株価ほどお得感はないので保有は慎重にって感じですね。

注:長期保有の配当金狙い投資としてのあくまでも個人的な判断です。投資の判断はくれぐれも個人の判断でお願いします