三菱HCキャピタル(8593)(旧:三菱UFJリース)の配当金診断。連続増配で高い利回り
勝手に配当金診断!
今回は三菱UFJフィナンシャルグループのリース大手三菱HCキャピタル(8593)の配当金の推移と今後の配当について考えてみました。
三菱HCキャピタルの配当金狙い総合判定結果
配当狙いとしての三菱HCキャピタル株:★★★☆☆
年間配当利回りは高く、配当性向も問題ないです。配当推移も良好なので、この先の配当にも期待が持てます。合併でどうなるのか少し見極めたい感はあります。
では詳しく見ていきましょう!
三菱HCキャピタルの株価と財務の情報を確認
まずは株価と財務状況の確認です!現状をしっかり把握していきます。
三菱HCキャピタルの株価指標は割安水準だが割とある水準
株価:664円
PER:8.7倍
PBR:0.62倍
時価総額:9,740億円
注:2023年1月25日のデータ
三菱HCキャピタルの配当利回りと配当性向を確認
三菱HCキャピタルの年間配当金は31円予定、株価は664円なので年間配当利回りは約4.7%です。
予想配当性向は約40%です。配当利回りは高いですね、予想配当性向も問題なさそうです。
三菱HCキャピタルの財務データ
自己資本比率:13.8%
ROE:6.5%
ROA:0.9%
金融業という感じの割安感と財務状況ですね、大きな問題はなさそうです。
三菱HCキャピタル(8593)とは
三菱HCキャピタルは三菱グループの中核リース会社ですね。元々は三菱UFJリースと言う名前でしたが、2021年に日立キャピタルを吸収合併して経営統合して、社名を三菱HCキャピタルに変更しています。
三菱HCキャピタルの配当金について確認
三菱HCキャピタルの過去10年分の配当金推移を確認
過去10年分の三菱HCキャピタルの配当金推移を確認していきます。

配当は綺麗に増配していますね。長期保有する銘柄の場合はこのように推移していると魅力的ですよね。2023年3月期も増配予定なのは、配当を重視している印象を受けますね!
三菱HCキャピタルの配当方針について
三菱HCキャピタルの配当方針は「自己資本充実とのバランスに留意しつつ継続的かつ安定的に配当を実施」としています。
具体的な数値目安はないですが、これまでの配当推移を考えると利益次第ですが今後も増配する可能性はありそうです。
三菱HCキャピタルの配当権利日と支払い時期はいつ?
三菱HCキャピタルは年2回 (中間・期末) の配当を実施してます。3月末が決算ですね
中間配当の権利日:9月末
中間配当の支払日:12月頃
期末配当の権利日:3月末
期末配当の支払日:6月頃
三菱HCキャピタルの利益と株価チャートの動きを確認
経常利益と当期純利益の推移グラフ
三菱HCキャピタル過去10年の経常利益と当期純利益をグラフにしてみました。

比較的好調に推移していましたが、2021年3月期は新型コロナウイルスの影響もありやや厳しくなりましたね。2022年3月期から吸収合併・経営統合で大きく利益が増えていますが、1株当たりにするとやや回復と言った感じですね。
株価チャートの動きを確認
下記は三菱HCキャピタルの10年間の株価チャートの動きです。

参照:SBI証券 三菱HCキャピタル株価チャートより
株価650円あたりはやや高めの場所ですね。利回り的には十分ですが、600円以下で狙いたい感じもありますね。買いやすい株価なのでちょこちょこ買うのに向いているので、400円あたりまで下がる可能性も視野に入れながら行きたい感じですね。
注:長期保有の配当金狙い投資としてのあくまでも個人的な感想です。投資の判断はくれぐれも個人の判断でお願いします