東洋製罐グループホールディングス(洋缶HD)(5901)の配当金診断。高めの利回りだが不安定な利益
勝手に配当金診断!
今回は包装容器最大手の東洋製罐グループホールディングス(5901)の配当金の推移と今後の配当について考えてみました。
東洋製罐グループホールディングスの配当金狙い総合判定結果
配当狙いとしての東洋製罐グループホールディングス株:★★★☆☆
高めの年間配当利回りですが、利益推移が気になる感じです。株価も高い位置なので、今後の利益がどうなるかをしっかり確認しながら判断していきたいです。
では詳しく見ていきましょう!
東洋製罐グループホールディングスの株価と財務の情報を確認
まずは株価と財務の確認です!過去の動きと・未来を考えるのが重要ですが、現時点も要チェックですね。
東洋製罐GHDの株価指標
株価:3,436円
PER:11.4倍
PBR:0.81倍
時価総額:5,606億円
注:2025年8月15日のデータ
配当利回りと配当性向を確認
東洋製罐グループホールディングスの年間配当金は114円予定、株価は3,436円なので予想年間配当利回りは約3.3%です。
予想配当性向は約38%です。高めの配当利回りで、予想配当性向は問題ないですね。
東洋製罐グループホールディングスの財務データ
自己資本比率:55.2%
ROE:3.4%
ROA:1.9%
PBRは割安ですね。自己資本比率は問題ないですね。
東洋製罐グループホールディングス(5901)とは
東洋製罐グループホールディングス株式会社は、包装容器で首位の金属製品メーカー東洋製罐などを傘下に持つ企業です。
東洋製罐GHDの配当金について確認
過去10年分の配当金推移
過去10年分の東洋製罐GHDの配当金がどうなっているのか確認していきます。

配当金は2021年3月期、2022年3月期に大きく増えていますね。2026年3月期は増配予定ですね。
東洋製罐GHDの配当方針について
東洋製罐グループホールディングスの配当方針は「連結配当性向50%以上を目安」、「1株当たり46円を下限とし段階的に引き上げる」としています。
高めの還元目標ですね。
東洋製罐GHDの配当権利日と支払い時期はいつ?
東洋製罐グループホールディングスは年2回(中間・期末)の配当を実施してます。3月末が決算ですね。
中間配当の権利日:9月末
中間配当の支払日:12月頃
期末配当の権利日:3月末
期末配当の支払日:6月頃
東洋製罐GHDの利益と株価チャートの動きを確認
営業利益と当期純利益の推移グラフ
東洋製罐GHD過去10年の営業利益と当期純利益をグラフにしてみました。

利益はかなり変動していますね。2022年3月期は良かったですが、2023年3月期は大きく減少していますね。利益はどうなるか注意して見ていきたいですね。
株価チャートの動きを確認
東洋製罐グループホールディングスの10年間の株価チャートの動きです。

株価3,400円あたりは高い位置ですね。利益推移が不安定な事を考えると慎重に判断したいですね。
注:長期保有の配当金狙い投資としてのあくまでも個人的な感想です。投資の判断はくれぐれも個人の判断でお願いします