ヤマダHD(9831)の配当金診断。高めの利回りだが業績連動感があり不安定な配当推移

勝手に配当金診断!

今回は家電量販最大手のヤマダホールディングス(9831)の配当金の推移と今後の配当について考えてみました。

ヤマダHDの配当金狙い総合判定結果

配当狙いとしてのヤマダホールディングス株:★★★☆☆

年間配当利回りは高めですが、不安定な配当推移です。業績連動感があるので長期の配当狙いと考えると慎重にいきたいです。

では詳しく見ていきましょう!

ヤマダHDの株価と財務の情報を確認

まずはヤマダHDの株価指標と財務状況を確認していきます。

ヤマダHDの株価指標確認

株価:442.7円

PER:11.1倍

PBR:0.48倍

時価総額:4,280億円

注:2025年6月11日のデータ

ヤマダHDの配当利回りと配当性向を確認

ヤマダホールディングスの年間配当金は17円予定、株価は442.7円なので予想年間配当利回りは約3.8%です。

予想配当性向は約43%です。配当利回りは高く、予想配当性向も高めですね。

ヤマダHDの財務状況の確認

自己資本比率:48.1%

ROE:4.2%

ROA:2.0%

PBRは割安感がありますね、自己資本比率は大きくは問題なさそうです。

ヤマダホールディングス(9831)とは

株式会社ヤマダホールディングスは、家電量販店を経営するヤマダデンキを中心とするヤマダグループの持株会社です。

参照:ヤマダホールディングス|Wikipedia

ヤマダHDの配当金について確認

ヤマダHDの過去10年間の配当金推移を確認

ヤマダHDの配当金がどのように推移しているのか10年分をグラフにして見ました。

2020年3月期、2023年3月期は減配していますね。過去の動きを見ると安定と言うよりは業績に連動する印象を受けますね。

ヤマダホールディングスの配当方針について

ヤマダホールディングスの配当方針は2026年3月期から2030年3月期まで「配当性向40%目標」としています。

これまでの配当を見ても業績に連動する印象がありますね。

ヤマダHDの配当権利日と支払い時期はいつ?

ヤマダHDは期末の一括配当を実施してます。3月末が決算です。

期末配当の権利日:3月末
期末配当の支払日:6月頃

ヤマダHDの利益と株価チャートの動きを確認

営業利益と当期純利益の推移

過去10年分のヤマダHDの営業利益と純利益のグラフを確認していきます。

2019年3月期、2020年3月期は利益が減って減配、2021年3月期、2022年3月期は大きく増えて増配と言う感じですね。今後の利益がどうなるか確認していきたいですね。

株価チャートの動きを確認

ヤマダHDの10年間の株価チャートの動きです。

株価440円あたりは安めの位置ですね。利回り的にも十分狙えそうですが、業績連動な事も考えて慎重に判断していきたいですね。

株主優待について

ヤマダホールディングスの株主優待制度は買い物優待券ですね。

100株保有で年間2,500円分ですね。1,000円ごとに1枚使える割引券で、利回りにすると高いですね。個人的には配当狙いなので、おまけ程度に考えています。

参照:株主優待制度|YAMADAHOLDINGS

注:長期保有の配当金狙い投資としてのあくまでも個人的な感想です。投資の判断はくれぐれも個人の判断でお願いします