配当金狙いで株式を買う時は「タイミングをあえてズラす」
株を買うタイミングは非常に難しいですよね。安いと思って買ったら、更に安くなることもありますし、買うのを待つと上昇して更に買いにくくなったり。
長期保有で配当金を狙うの私は、買うタイミングをシンプルに考えています。今回は私が配当金狙いで株式を保有するタイミングについて書いていきます!
慌てて買わない、下がる時は必ずある
何年も株取引をしていると、リーマンショック、コロナショックのように相場全体の株価が大きく下がるタイミングが起きます。
その時に「欲しい株が沢山あるけど、買うお金がない」というのは非常に悲しいですよね。
手元にある程度の資金を残しておく
「株価が下落して配当利回りが高くなった!」そう思って買うと、更に株価が下がることがあります。
買ったタイミングが最安値で、そこから株価が上昇すれば良いですが、かなり難しいです。それが出来るなら短期売買の方が儲かりますよね。
「安い!」と思っても一気に買わない
株を買う時に、まず第一に気を付けていることです。もちろん、現金で持っていてもお金は増えないので、現金と株式の比率は悩みどころですが、ある程度は余力として現金で残しておきたいですよね。
現金比率について
投資に使えるお金、考え方は人それぞれなので、現金と株券の比率は人により大きく異なると思います。あくまでも私の考えですが、
証券会社に入れているお金のうち、基本的には3割以上現金で残すようにしています。
2020年3月のコロナショック時には結構株を買ったので、一時的に現金比率が2割程度になりました。そこから約4年、配当金や投資用のお金を入金、一部の株式を売却したことで現金比率が上昇。既に3割以上に戻っていますが、現状は買わない方針です(売る予定もあまりないです)。
長期保有をよく考える
短期売買ならば現金比率はそこまで気にしないかもしれないです。しかし、配当狙いでは長期保有が大前提ですよね。
「欲しい株があるけどお金が足りないので、保有株を売りお金を作る」個人的に、これは一番やってはいけないことだと思っています。
株を買う理由・売る理由
保有している株を売るタイミングは色々あると思いますが、他の株を買うために保有株を売るというのは、ちょっと違いますよね。
「将来、他の株を買うために売る」のと「今欲しい銘柄があるから保有株を売る」とでは全然意味が異なりますよね
ベストな買い時は分からない
株の最安値が分かれば、その時に大量に買います。でも、そのタイミングを見極めることができる人はごくわずかの限られた人だと思っています。だからこそ長期保有の配当狙いなのです。
多少下がる事やナンピンは想定内とも言えますよね。
じっくり行くのが私の長期配当狙いです。株の売買タイミングが分かれば、配当狙いより短期売買の方がはるかに利益が出ます。それができないので長期でじっくりと配当狙いをしています。
買うタイミングをズラすとは
私の長期配当狙いでは、あらかじめナンピンを想定して株を購入しています。もちろん、ナンピンしない場合も多々ありますが。
お得だと思っても一度に買わず、時間を置いて買うタイミングをズラす
株を購入するときに私が一番気を付けていることです。
本当にナンピンが必要か
例えば、300株購入しても良いと思った銘柄があったとします。一旦100株を買い、株価の動きなどをしばらく見てから「ナンピンしても良いのか?」を冷静に考えます。
場合によっては株価が上昇していても保有株を増やします。もちろん、手数料が無駄にかかるケースもありますが、手数料よりも「考える事」が重要だと思っています。
考える時間
株を買うタイミングをズラすことで考える時間が増えます。保有している株と保有していない株では見え方が異なります。
数日で株価が大きく上昇することもありますが、逆に大きく下落することもあります。数か月待ってみて冷静に考えるのも非常に重要だと考えています。
また、保有株数が増えれば増えるほど、冷静な判断が難しくなり損切りが出来なくなります。それを防ぐ意味でも買うタイミングをズラし、余裕をもって考える時間を作ることが重要と考えています。
注:長期保有の配当金狙い投資としてのあくまでも個人的な感想です。投資の判断はくれぐれも個人の判断でお願いします