株価が高値で推移している時、長期保有の配当狙い投資では「動かざること山の如し」

2024年8月、2025年4月に一時的に日経平均株価が大きく下落しましたが、それでも3万円を越えており2025年も基本的には高い位置で株価が推移しています。

銘柄別にみると赤字予想や大きく減配当をした銘柄など、株価が下落しているのもあります。しかし全体的にみると高い位置で推移していると言えます。今回は相場全体の株価が高い位置で推移している時の配当狙い投資について書いていきます!

必ず安くなる時がある

株価が下がり続けて上場廃止になる企業もあれば、株価が10倍に上昇した後、100倍まで上昇するなど上がり続ける企業もあります。しかし、多くの企業は上昇する時もあれば下落する時もあります。

長期の配当狙いの場合

長期で株を保有する時に重要なのは「今の株価は本当に安いのか」です。2020年3月は多くの株価が下落して日経平均株価は1万6千円台まで下がりました。

当時、日経平均は1万円以下まで下がるという専門家の話も出ていました。しかし、私は更に下落しても買い増しできるように、少しづつ無理のない範囲で株を購入していました。

まだまだ下がる可能性もありながらなぜ購入したのか、それは過去の株価と比較して明らかに安かったからです。また、事前にここまで下がったら買うと銘柄を決めていたからです。

その後は周りの予想以上の速度で大きく上昇。過去の株価と比較すると株価はかなり高い位置となりました。

慌てて買わない

株価が上昇していると「もっと上がるかもしれないから早く買わないと!」と焦ることがありますよね。逆に急落していると「もっと下がるかもしれないから早く売らないと!」というのもすごくわかります。

「慌てて買う、慌てて売る」これは、長期の配当狙い投資でしてはいけないことですよね。

株の値上がり益を狙う場合、早めの決断も重要だと思います。しかし、長期で株を保有して配当金を狙う。ここに焦点を置いている場合は、そこがブレてはダメですよね。

長期配当狙いとしての正解は何か

配当狙いの長期投資では基本的に「株価がかなり高い時は買わない」。当たり前ですが、これは基本だと思っています。あくまでも「長期保有で配当狙いの場合」です。

ものすごく下がったところから上昇しはじめたら買うのはありですが、過去と比較して明らかに高く、ガンガン上がっているときは、いずれガンガン下がるターンが来るのでは?と考えています。

2024年8月、2025年4月に急落したときにニュースで「日経平均が大きく下落!」と報じられました。どの期間で見るかは考える必要がありますが、個人的には日経平均が3万円以上は安いとは思えないです。(高いというわけでもないです)

銘柄を選定するいい機会

株価が高い時は何もしないのか。もちろん、そんなことはないです。株価がかなり高いときにするのは「銘柄探し」です。

今は株価が高くて配当利回りが低いが、株価が下落した時に配当がおいしくなりそうな銘柄を探すことですね

選定する条件は何か

銘柄を選ぶ条件は人それぞれですが、配当狙いの場合は「配当が過去に大きく減っていない」、「利益の推移はどうなのか、今後も配当は増えそうか」、「株価がどこまで下がれば買えそうか」他にもたくさんありますが、この辺は基本ですね。

もちろん、仮に株価が下落して買う時には、なぜ株価が下落したのかを確認するのは重要ですよね。

相場が大きく下落するとき、あまり影響のない銘柄でも大きく下落することが多々あります。逆に、相場が大きく上昇するときは、つられて色々な銘柄の株価が大きく上昇します。そこをしっかり見極めることが重要だと考えています。

注:長期保有の配当金狙い投資としてのあくまでも個人的な判断です。投資の判断はくれぐれも個人の判断でお願いします

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