大和証券グループ本社(8601)の配当金診断。ある程度の安定期待で高めの配当利回り

勝手に配当金診断!

今回は国内2位の大和証券を核に資産運用・ネット銀行を運用する大和証券グループ本社(8601)の配当金の推移と今後の配当について考えてみました。

大和証券グループ本社の配当金狙い総合判定結果

配当狙いとしての大和証券グループ本社株:★★★☆☆

年間配当利回りは高めで、ある程度の安定期待があります。利益次第では更に利回りが高くなる期待がありますが、株価は高い位置なので慎重に判断したいです。

では詳しく見ていきましょう!

大和証券グループ本社の株価と財務の情報

まずは大和証券グループ本社の株価指標と財務状況を確認していきます。

大和証券グループ本社の株価指標の確認。

株価:1,157円

PBR:0.99倍

時価総額:1兆8,158億円

注:2025年10月16日のデータ

大和証券グループ本社の配当利回りと配当性向を確認してみた

大和証券グループ本社の年間配当金は44円、株価は1,157円なので年間配当利回りは約3.8%です。

高めの配当利回りですね。

大和証券グループ本社の財務状況の確認

自己資本比率:4.7%

ROE:9.6%

ROA:0.4%

自己資本比率は低いですが、金融業と考えるとそこまで気にしなくても良いかもしれないですね。

大和証券グループ本社(8601)とは

大和証券グループは大和証券、大和総研ホールディングス、大和ネクスト銀行などを傘下に持つ金融持ち株会社ですね。日経平均株価にも採用されている銘柄です。

参照:大和証券グループ本社|Wikipedia

大和証券グループ本社の配当金について確認

大和証券グループ本社の配当金推移を確認

大和証券グループ本社の配当金がどのように推移しているのかグラフにして見ました。

配当はばらつきが大きいですね。2024年3月期は大きく回復し、2026年3月期は下限が44円です。

大和証券グループ本社の配当方針について

大和証券グループ本社の配当方針は「連結業績を反映して半期毎に配当性向50%以上、2025年3月期から2027年3月期までは、1株あたり配当金額(通期)の下限を44円と設定」としています。

利益に応じて配当を出すという感じですが、下限を設定しているのである程度の安定に期待が持てますね。

参照:大和証券グループ本社/配当金について

大和証券グループ本社の配当権利日と支払い時期はいつ?

大和証券グループ本社は年2回 (中間・期末) の配当を実施してます。3月末が決算です。

中間配当の権利日:9月末
中間配当の支払日:12月頃

期末配当の権利日:3月末
期末配当の支払日:6月頃

大和証券グループ本社の利益と株価チャートの動き

営業利益と当期純利益の推移

大和証券グループ本社過去の営業利益と純利益のグラフを確認していきます。

利益が減少していた時は配当も減っていますね。2025年3月期は利益が増えたので配当も増えた感じですね。今後の配当も利益次第という感じですね。

株価チャートの動きを確認していきます

大和証券グループ本社の株価チャートの動きです。

株価1,200円あたりは、過去の株価と比較すると高い位置ですね。下限を決めているので、ある程度の配当に期待できそうですが、株価的には慎重に判断したいですね。

大和証券グループ本社の株主優待について

大和証券グループ本社の株主優待はカタログギフトみたいな感じですね。最低でも1,000株必要ですね。個人的には目安となる配当性向が50%としてる中で優待も実施となると、少し考えてしまいますね。

参照:株主優待|大和証券グループ本社

注:長期保有の配当金狙い投資としてのあくまでも個人的な感想です。投資の判断はくれぐれも個人の判断でお願いします