ダイヘン(6622)の配当金診断。配当・利益推移が好調
勝手に配当金診断!
今回は電力向け小型変圧器で国内シェアトップの電気機器メーカーのダイヘン(6622)の配当金の推移と今後の配当について考えてみました。
ダイヘンの配当金狙い総合判定結果
配当狙いとしてのダイヘン株:★★★☆☆
年間配当利回りは合格ライン、配当性向も問題なし、配当推移も良いです。株価は過去と比較すると高いので、株価が下落した時に慎重に狙っていきたいです。
では詳しく見ていきましょう!
ダイヘンの株価と財務情報を確認
まずはダイヘンの株価指標と財務状況を確認していきます。
ダイヘンの株価指標の確認
株価:5,650円
PER:10.3倍
PBR:1.22倍
時価総額:1,531億円
注:2023年7月5日のデータ
ダイヘンの配当利回りと配当性向を確認
ダイヘンの年間配当金は165円予定、株価は5,650円なので予想年間配当利回りは約2.9%です。
予想配当性向は約30%です。配当利回りは合格ライン、予想配当性向に問題はないですね。
ダイヘンの財務状況の確認
自己資本比率:53.5%
ROE:11.6%
ROA:6.2%
自己資本比率などの財務は特に問題なさそうですね
ダイヘン(6622)とは
ダイヘンは重電8社の一角です。電力向け小型変圧器は国内シェアトップ、アーク溶接機、アーク溶接ロボットなどは国内シェアトップで世界としても大手です。大阪変圧器株式会社として設立しました。
ダイヘンの配当金について詳しく確認
ダイヘンの過去10年間の配当金推移を確認
ダイヘンの配当金がどのように推移しているのか10年分をグラフにして見ました。
配当は増配して推移していますね。2024年3月期も増配予定で良い感じですね。増配銘柄は長期で保有したくなりますね。
ダイヘンの配当方針について
ダイヘンの配当方針は「配当性向30%以上とすることを基本方針」としています。
利益が伸びているので方針に従い、配当も伸びている感じですね。
ダイヘンの配当権利日と支払い時期はいつ?
ダイヘンは年2回 (中間・期末) の配当を実施してます。3月末が決算です。
中間配当の権利日:9月末
中間配当の支払日:12月頃
期末配当の権利日:3月末
期末配当の支払日:6月頃
ダイヘンの利益と株価チャートの動きを確認
営業利益と当期純利益の推移
ダイヘン過去10年分の営業利益と純利益のグラフを確認していきます。
ここ数年の利益は良い感じですね。利益が増えれば更に配当が増える可能性が高いですが、利益が落ち着いた時にどうなるかもしっかり確認したいですね。
株価チャートの動きを確認
下記はダイヘン10年間の株価チャートの動きです。
参照:SBI証券 ダイヘン株価チャートより
株価5,500円以上は高い位置ですね。過去の株価を考えるとできれば3,000円くらいで狙いたいですね。とはいえ、そこまで下落した時は利益や配当がどうなるのかを注意してみたいですね。
注:長期保有の配当金狙い投資としてのあくまでも個人的な感想です。投資の判断はくれぐれも個人の判断でお願いします