エクシオグループ(1951)の配当金診断。安定・連続増配当で高めの利回り

勝手に配当金診断!

今回はNTTグループやKDDI等の通信事業者向けの電気・通信基盤構築を手掛ける建設会社のエクシオグループ(1951)の配当金の推移と今後の配当について考えてみました。

エクシオグループの配当金狙い総合判定結果

配当狙いとしてのエクシオグループ株:★★★☆☆

年間配当利回りは高め、配当推移も問題ないです。DOE目安なので今後の安定配当も期待できそうですが、株価は過去と比較すると高めの位置なので慎重に判断したいです。

では詳しく見ていきましょう!

エクシオグループの株価と財務の情報を確認

まずはエクシオグループの株価指標と財務状況を確認していきます。

エクシオグループの株価指標の確認

株価:1,663円

PER:14.8倍

PBR:1.15倍

時価総額:3,553億円

注:2024年4月12日のデータ

エクシオグループの配当利回りと配当性向を確認

エクシオグループの年間配当金は60円予定、株価は1,663円なので予想年間配当利回りは約3.6%です。

予想配当性向は約53%です。配当利回りは高めですね、配当性向も高めです。

エクシオグループの財務状況の確認

自己資本比率:53.4%

ROE:7.3%

ROA:3.9%

自己資本比率は特に問題ないですね。

エクシオグループ(1951)とは

エクシオグループは、主にNTT工事など電気通信工事をおこなっています。旧社名は協和エクシオです。

参照:エクシオグループ|Wikipedia

エクシオグループの配当金について確認

エクシオグループの過去10年間の配当金推移を確認

エクシオグループの配当金がどのように推移しているのか10年分をグラフにして見ました。

配当推移は良い感じですね。連続で増配しています。長期保有するならこのように毎年増配している銘柄がベストですよね!

エクシオグループの配当方針について

エクシオグループの配当方針は「自己資本配当率(DOE)3.5%を目途として、安定した配当を継続的に実施」としています。

DOE目安は安定配当が期待できますが、DOEがやや上昇してきているのは気になるポイントですね。

参照:配当・株主還元|エクシオグループ

エクシオグループの配当権利日と支払い時期はいつ?

エクシオグループは年2回 (中間・期末) の配当を実施してます。3月末が決算です。

中間配当の権利日:9月末
中間配当の支払日:12月頃

期末配当の権利日:3月末
期末配当の支払日:6月頃

エクシオグループの利益と株価チャートの動きを確認

営業利益と当期純利益の推移

過去10年分のエクシオグループの営業利益と純利益のグラフを確認していきます。

2019年3月期は特別利益計上の影響で大きく上昇していますが、それを除くと、大きく下落することなく比較的安定していますね。今後どうなるかしっかり見ていきたいですね。

株価チャートの動きを確認

エクシオグループの10年間の株価チャートの動きです。

株価1,700円あたりは高い位置ですね。利回り的にはまだ狙えそうですが、株価的にはやや狙いにくい感じが出つつありますね。

エクシオグループの株主優待制度

エクシオグループの株主優待はクオカードですね。1,000株保有で1,000円相当なので利回り的にもオマケという感じですね。

注:長期保有の配当金狙い投資としてのあくまでも個人的な感想です。投資の判断はくれぐれも個人の判断でお願いします