ティーガイア(3738)の配当金診断。気になる利益推移と配当性向、優待はQUOカード
勝手に配当金診断!
今回は携帯電話販売代理店、国内最大手のティーガイア(3738)の配当金の推移と今後の配当について考えてみました。
ティーガイアの配当金狙い総合判定結果
配当狙いとしてのティーガイア株:★★★☆☆
年間配当利回りは高く配当推移も問題ないです。安定配当に気を付けている印象ですが、利益の推移と配当性向が気になる感じなので、しっかり確認して狙いたいです。
では詳しく見ていきましょう!
ティーガイアの株価と財務の情報を確認
まずはティーガイアの株価指標と財務状況を確認していきます。
ティーガイアの株価指標の確認
株価:1,998円
PER:13.9倍
PBR:1.44倍
時価総額:1,120億円
注:2024年5月14日のデータ
ティーガイアの配当利回りと配当性向を確認
ティーガイアの年間配当金は75円予定、株価は1,998円なので予想年間配当利回りは約3.8%です。
予想配当性向は約52%です。配当利回りは高く、予想配当性向は高めですね。
ティーガイアの財務状況の確認
自己資本比率:31.2%
ROE:9.1%
ROA:2.8%
自己資本比率はやや低めですね。
ティーガイア(3738)とは
ティーガイアは住友商事グループの国内最大手携帯電話販売代理店です。子会社にはQUOカード株式会社などがあります。
ティーガイアの配当金について確認
ティーガイアの過去10年間の配当金推移を確認
ティーガイアの配当金がどのように推移しているのか10年分をグラフにして見ました。
配当金の推移は悪くはないですね。ここ数年は据え置きが続いているのがやや気になりますが、まずはしっかり維持しているのも大事ですよね。
ティーガイアの配当方針について
ティーガイアの配当方針は「連結配当性向40%以上を目処として利益還元を実施していく方針」としています。
配当推移に大きな問題はないですが、配当性向が上昇しているので、配当が増えるには利益が増える必要がありそうですね。
参照:株主還元|ティーガイア
ティーガイアの配当権利日と支払い時期はいつ?
ティーガイアは年2回 (中間・期末) の配当を実施してます。3月末が決算です。
中間配当の権利日:9月末
中間配当の支払日:12月頃
期末配当の権利日:3月末
期末配当の支払日:6月頃
ティーガイアの利益と株価チャートの動きを確認
営業利益と当期純利益の推移
過去10年分のティーガイアの営業利益と純利益のグラフを確認していきます。
利益の推移はちょっと気になりますね。ここ数年で見ると減少しているので、慎重に確認していきたいですね。
株価チャートの動きを確認
ティーガイアの10年間の株価チャートの動きです。
株価2,000円あたりは安めの位置ですね。利回りも高く、狙い目な感じもしますが、あくまでも今後も配当が維持できればなので、しっかり確認していきたいですね。
ティーガイアの株主優待制度
ティーガイアの株主優待は多くの企業が実施している「QUOカード」ですね。他の企業と違う点はQUOカードが子会社という点ですね。
100株保有、半年以上の場合は年間2,000円分なので悪くはないですね。子会社だから実施している感じがあるので、他の企業の優待でQUOカードを実施している企業よりは廃止する可能性が低そうですね。
注:長期保有の配当金狙い投資としてのあくまでも個人的な感想です。投資の判断はくれぐれも個人の判断でお願いします