石油資源開発(1662)の配当金診断。大きく増配で高利回りも不安定推移

勝手に配当金診断!

今回は資源開発大手の石油資源開発(1662)の配当金の推移と今後の配当について考えてみました。

石油資源開発の配当金狙い総合判定結果

配当狙いとしての石油資源開発株:★★★☆☆

配当利回りは高いですが、業績連動感があります。減配予定で不安定な推移、株価も高い位置なので慎重に判断したいです。

では詳しく見ていきましょう!

石油資源開発の株価と財務の情報を確認していきます

まずは石油資源開発の株価指標と財務状況を確認していきます。

石油資源開発の株価指標の確認、割安感あり

株価:5,950円

PER:7.2倍

PBR:0.67倍

時価総額:3,231億円

注:2024年1月24日のデータ

石油資源開発の配当利回りと配当性向を確認

石油資源開発の年間配当金は250円予定、株価は5,950円なので予想年間配当利回りは約4.2%です。

予想配当性向は約30%です。配当利回りは高く、予想配当性向は問題ないですね。

石油資源開発の財務状況の確認

自己資本比率:77.8%

ROE:14.0%

ROA:10.9%

株価は割安感がありますね、財務状況は問題なさそうです。

石油資源開発とは

石油資源開発株式会社は、日本国内外の石油、天然ガス資源の権益を有し、開発・生産・輸送・販売までを一貫して行う大手石油開発会社です。

参照:石油資源開発|Wikipedia

石油資源開発の配当金について確認

石油資源開発の過去10年間の配当金推移を確認

石油資源開発の配当金がどのように推移しているのか10年分をグラフにして見ました。

配当金は2023年3月期に大きく増配していますね。2024年3月期は減配予定で、過去の配当を見ると配当狙いがしにくい感じですね。

石油資源開発の配当方針について

石油資源開発の配当方針は「利益配分については、連結配当性向30%を目安に各期の業績に応じた配当を行うことを基本方針としつつ、事業環境の変化等により一時的に業績が悪化した場合でも、一株当たり年間50円配当の維持に努めます」としています。

過去の配当を見ても業績に連動する印象を受けますね。

参照:株主還元|石油資源開発

石油資源開発の配当権利日と支払い時期はいつ?

石油資源開発は年2回 (中間・期末) の配当を実施してます。3月末が決算です。

中間配当の権利日:9月末
中間配当の支払日:12月頃

期末配当の権利日:3月末
期末配当の支払日:6月頃

石油資源開発の利益と株価チャートの動きを確認

営業利益と当期純利益の推移

石油資源開発の過去10年分の営業利益と純利益のグラフを確認していきます

赤字の時もあり厳しい利益推移でしたが、2023年3月期は大きく黒字、2024年3月期は減益予定ですね。

株価チャートの動きを確認

石油資源開発の10年間の株価チャートの動きです。

参照:SBI証券 石油資源開発株価チャートより

株価6,000円あたりは高い位置ですね。大きく株価が上昇しており慎重に見ていきたいですね。

注:長期保有の配当金狙い投資としてのあくまでも個人的な感想です。投資の判断はくれぐれも個人の判断でお願いします。